諸事情により、これから本腰を入れて自衛官を目指す人もいることでしょう。
あと1ヶ月でできること。そうです、今回のテーマは、「あと1ヶ月でできること」です。
(これから述べることは、これから学科試験の勉強を始める人に向けた内容になります)
例年、志願者の人たちと接していて、思うことがあります。
それは、数学はすぐに高得点が取れるようになるということです。
一方で英語は、勉強しても、その成果はなかなか点数には現れてきません(国語は漢字・語句に関する問題が多いので、まずは過去問に慣れておくということから始めましょう)。
理想的には、数学も英語も同じ割合で勉強をすればいいのでしょうが、残された時間は限られています。
となれば、「数学に重点を置いて勉強をする」というのも1つの選択肢となります。
というか、私のところでは、残り1ヶ月のこの時期に通い始める人には、事情を説明し、そして戦略を練りに練って、「数学1本に絞った対策を行う」ことにしています。
実際の過去問を見てみると、出題されている問題の多くは、教科書の例題程度のものが大半をしめます。
確かに昨年から出題傾向が変わっているという事実はありますが、出題のレベル自体に変更があるわけではありません。
ですので、残された1ヶ月でやるべきことは、「教科書の例題レベルの問題を確実にできるようにする」ことになります。
勿論、1ヶ月かけて何とか1回だけ勉強するのではなく、最低3回は勉強したいところです。
1回目は本当に時間がかかるものです。場合によっては、3週間程かかるかもしれません。
でも、一度勉強して理解した内容は、3週間程度なら十分に記憶できているものです。
ですので、2回目、3回目は、さほど時間もかからずに復習することができます。
数学については、おおむね以上のようなイメージを持って勉強するとよいと思います。
先ほど、英語はなかなか点数に直結しないと述べましたが、時間があるのであれば(というか、何とか時間を作って)英語の勉強にも力を入れたいところです。
傾向としては、大学入試や高校入試のような長文は出ず、文法中心の出題となっています。
また、出題のレベルは「中学英文法」:「高1英文法」=8:2位の割合になっていますので、本当に時間のない人は、高校入試用(大学入試用ではない!)の英語の文法用問題集を1冊用意して、細かいところまでしっかりと3回は勉強しておくとよいでしょう。
更に時間が取れるのであれば、高1用の文法書(あるいは高校初級用の文法書)も用意して、本番に臨めれば十分です。
繰り返しになりますが、ここまで述べてきたことは、これから学科試験の勉強を始める人に向けた内容です。
既に勉強が進んでいる人は、いまのペースを保って、本番に臨んでいきましょう!
あと1ヶ月、自分を信じて夢の実現に向けて頑張っていきましょう!