先日、ある高3生から「志願書類はどうすれば入手できますか」と問い合わせを頂きました。
多くの志願者は、何らかのルート(高校や縁故関係)で、まずは広報官や事務所のスタッフから説明を受けることから、採用試験への扉が開かれることになります。
でも、「よし、自衛官になる!」と突然、自衛官になることを思い立つ人もいます。
このような場合には、詳しい人がまわりにいないと、試験を受けるまでの手順が分からずに時間だけが進んでいく、ということもあります。
勿論、今はネットでいろんなことが調べられるのですが、右も左も分からない状態の志願者(初心者)の方が、正しい検索手順で調べるかどうかは定かではありません。
あるいは、「できるだけ広報官や事務所の人たちとはできるだけ接したくない」と思って行動している人もいます。
ということで、今回は、基本中の基本、
「自衛官になりたいと思ったら、どうすればいいか」
についてお伝えしましょう。
各都道府県には、地方協力本部という自衛隊の「窓口」があります。
私の事務所は宮城県多賀城市というところにあるのですが、宮城県には、宮城地方協力本部という「窓口」が仙台市にあります。
さらに、募集を担当している「出先機関」として、「地域事務所」というところがあります。
宮城県の場合には、仙台募集案内所・登米地域事務所・栗原地域事務所など全部で7つの「出先機関」があります。
そのため、住んでいる地域によって「出先機関」が割り当てられていることになります。
私が住んでいる多賀城市の場合、担当の事務所は「仙台募集案内所」になっています。
そして、この事務所には広報官と呼ばれる、募集担当のスタッフがいます。
試験を受ける場合には、例外なくどの志願者もお世話になる方です。
ですので、自衛官になることを思い立ったら、真っ先に最寄りの事務所に連絡をするようにしましょう。
具体的には、お住まいの地域の地方協力本部は、以下のURLからたどり着くことができます。
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/contact/index.html
最後に、「できるだけ広報官や事務所の人たちとはできるだけ接したくない」人がいると言いましたが、広報官の方々は、願書の受け取りから入隊まで何かとお世話になるスタッフですので、是非、いい人間関係を築いて試験に臨むようにしましょうね!