いよいよ8月です。
一般曹候補生の受験対策に向けて、気持ちを高めていかなければいけません。
地本によっては、例年であれば「対策講座」を設けたり、事務所単位で「勉強会」を開催するところもあります。
「勉強会」に参加することでモチベーションが上がり、9月の試験に向けてギアを上げることができていました。
でも今年はコロナの影響で、開催中止となっているようです。
高校もようやく夏休みになり、これから本格的に対策を立てる人もいると思います。
ではこれからどんな対策をとればいいのでしょう?
過去問は絶対にやっておきたいものです。
最初にやる・仕上げでやるなど、どのタイミングでやるかは、各人の勉強の進み具合・スケジュールとの兼ね合いもあると思いますので、それぞれの状況に合わせて頑張るようにしましょう。
でも、過去問だけでは不十分です。
傾向も変わってきているようですので、なおのこと新傾向に合わせて勉強していかなければいけません。
特に1点2点を争う女子の場合にはしっかりとした対策が必要になってきます。
そのためには、基本事項を身につけるための問題集・参考書等を使用して勉強する必要があります。
教科書、市販の問題集、YSTの教材。
どれを使うかはあなた次第です。どれを使ってもかまいません。
ただ、ここで大切なポイントが1つあります。
仮に本番の問題のレベルが10だとしましょう。
自分で勉強をしようとすると、どうしてもレベル10の勉強をしようとしてしまいがちです。
でも、普段から10のレベルで勉強をしていても、いざ本番を迎えたときには、なかなか10の実力は発揮できないものです。
常日頃からレベル15位の勉強をしているからこそ、本番でミスをしたとしても、10の実力が発揮できるのだと私は思います。
過去問のレベルに合わせて勉強をするのではなく、もう1段高いレベルの内容に照準を合わせて勉強をする。
志を高く持って、来たるべき採用試験に備えたいところです。
因みに、実戦問題集(一般曹候補生)・模擬テスト(一般曹候補生)はレベル15位になるように問題を作成しております。
過去問をメインで勉強している人からすると難しいと感じると思いますが、対策用の教材ですので、難しめに作成しております。
その分、これらの内容がしっかりと身につけば、本番でも納得のいく点数がとれるようになります。
ほとんどの志願者がようやくスタートラインに立ったところです。焦ることなく、目標に突き進んで行きましょう!