新年を迎えたことで、今年の5月の採用試験(一般曹候補生)に向けて決意を新たにした方もいらっしゃることでしょう。
ご承知のとおり、1次試験では学科試験が課されます。
具体的には高校1年生程度の国語・数学・英語の試験があります。
現役の高校生なら十分に対応できる内容なのですが、現在社会人で転職を考えている方、専門学校生、大学生の方は久しぶりに勉強をするケースがほとんどだと思います。
今日は、そのような方のための対策法についてお伝えします。
対策の第一歩としては、「まずは過去問を1年分でいいので目を通してみること」
この際、実際に問題を解いてもいいですし、本当に久しぶりに数学や英語の問題をみるのであれば、文字通り「目を通す」だけでもいいです。
大切なのは、どの位のレベルの問題がどの位の量だけ出題されているのかを「肌で感じ取ること」です。
そうすると、最終的な目標と現時点で自分に足りないものが、おぼろげながらでもわかることになります。
あとはそのギャップをこれからどのようにして埋めていくかを考え、行動に移していけばいいわけです。
自衛官を目指す方の場合、3年ぶり・5年ぶりに数学や英語を勉強する人が本当に多いです。
個人差もありますので、一概に「こう」とは言えない部分もありますが、そのような方でも「基礎から習得でき、かつ最短距離で一般曹候補生の出題内容に到達できる教材」を用いれば、「おおむね3ヶ月で一通りの対策ができる」と思います。
具体的には・・・
数学は、教科書の例題程度の内容が数多く出題されます。
まずは数学Ⅰで出てくる様々な公式を覚えること。
そして最終的には、解答・解説を見ないでも実際に自分の手を動かして問題を解き正答にたどり着くこと。
これだけでも対策としては十分です。
英語は、高1程度の内容とはいえ、実は中学校で習った文法が7・8割ほど出題されます。
そのため、特に英語が苦手だった人は、高校入試用の英文法の問題集を1冊用意することも必要かもしれません。
いずれにしても、まずは1年分でいいので過去問に目を通すようにすることから始めてみましょう。