私は会社員として働いていましたが、25歳の冬に働きながらの受験を決意し、年齢的に最初で最後となる自衛官の受験に挑戦しました(注;当時の年齢制限のため)。約8年ぶりの受験勉強(文系でしたので数学は9年ぶり)で、ゼロからのスタートでした。周りに受験生もいなく、全て手探りの独学でしたので、「7日間完成」とYSTからのお便りが私の勉強の指標となりました。(中略)最初は2・3点だった数学が最終的には過去問では安定して満点になりました。数学は習得に時間を要しますが、身につけば最も安定するはずです。
★一般曹候補生海上合格[女子]★体験記より
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5月の一般曹候補生の学科試験まで、半年を切りました。
社会人の方で、現在、自衛官への転職を考えている人もいることでしょう。
社会人の場合、日々の仕事に忙殺される中で、学科試験対策の勉強時間を確保していかないといけません。
そこで今回は、効率のよい勉強方法を紹介します。
ご存じの通り、一般曹候補生の学科試験には国語・数学・英語が出題されます。
特に社会人の場合には、「数学と英語をもう5年もやっていない」という人が結構います。
そのため、この数学と英語をいかに勉強していくかが、今後の鍵となります。
ある程度勉強時間が確保できる場合には、数学と英語の勉強を同時に進めていってもいいと思いますが、そんなに時間が取れない場合には、まずは「数学だけ」あるいは「英語だけ」に絞って勉強することをオススメします。
現役の高校生なら、普段から数学や英語にどっぷりと浸かっていますので、「30分は数学、もう30分は英語」というふうに勉強しても大丈夫です。
でも、例えば5年ぶりに数学や英語をやる人の場合、1教科だけでも大変なのに、両方を同時に進めようとするのは、結構、無理があります。
そこで、「どちらか1教科に絞って集中的に勉強する」わけです。そうすると案外、勉強はスムーズに進んでいくものです。
数学と英語のどちらからやればいいのかは、その人の状況にもよりますが、これまで何百人もの自衛官(一般曹候補生)志願者とやりとりをしてきた経験上、
数学から勉強した方が、断然いいです。
数学はやればやった分だけ、即点数アップにつながります。
一方で英語は、やってもやってもなかなか、点数がアップしません。それでも頑張ってコツコツ勉強していくと、少しずつ形になってくるようです。
思い立ったが吉日!
夢の実現に向けて、小さな勇気ある一歩を踏み出していきましょう!