かつて運動部に所属していたA君という高3の志願者がいました。
彼は東北選抜に選ばれる程の逸材で、夏休みには合宿や練習試合がバンバン入っていました。
そして部活動の引退が10月。
通常なら高3生は、夏休みに学科試験の勉強を集中して行うべきところ、A君の場合、そうはいきませんでした。
話は前後しますが、A君のお父様は現職の自衛官で、どこからか当YSTのウワサを聞きつけていました。A君は4月に当YSTに入会することになりました。
結果として、4月から勉強をスタートしたことが功を奏しました。
勿論、A君は「絶対に自衛官になる」という強い信念を持っていましたので、部活動でどんなに疲れていても、コツコツと勉強をしていました。
そして見事、一般曹候補生(陸)の最終合格を勝ち取りました!
部活動で忙しい。
学校生活が忙しい。
置かれている立場はみんな同じです。
「時間が取れるようになったら、まとめて勉強を始めよう」というのも1つの考えです。
でも、私のところでは中高生の学習塾も行っていますので分かるのですが、こういう人は、結果的にスタート時期が遅れてしまい、勉強が後手に回ってしまいます。
倍率の高い女子なら、なおとこと早めにスタートを切りたいところです。
幸い、日本には古来から「文武両道」という素晴らしい言葉があります。
まわりのことは気にする必要はありません。
高2の皆さんも少しずつ、学科試験に本腰を入れるようにしましょう。
そして、夢の実現に向けて、早めにスタートを切るようにしましょう!