今日は、自衛官候補生の数学の対策についてお話しします。
ご存知の通り、試験範囲は「中学校の数学」です。
でも、中学数学って範囲広いですよね。
そこで今回は特別に、数学の出題傾向をお伝えします。保存版ですよ!
過去問をお持ちの方は、是非、過去問と一緒に、本記事をお読み下さい。
No.11とNo.12 は基本的な計算問題が出ます。
ちょっと面倒なものも含まれます。
No.13~No.15 は1次方程式・連立方程式・2次方程式。
別の言い方をすると、中1の数学(1次方程式)、中2の数学(連立方程式)、そして中3の数学(2次方程式)となっています。
ここまでは基本的な計算が多いので、最終的には5問すべて解けるように対策をとるようにしましょう。
続いて・・・
No.16 は文章問題になります。
ほとんどが連立方程式の文章問題と言っていいでしょう。
勿論、解き方はいろいろありますので、1次方程式として解くこともできます。
No.17 は確率です。
中学校の確率は、丁寧に数え上げれば、確実に正答に至りますので、慌てず解くようにしましょう。
そして最後に・・・
No.18~No.20 は図形が3問となります。
具体的には、1年生の図形1問、2年生の図形1問、3年生の図形1問という出題になっています。
18~20に関しては、年により多少出題数が異なる場合があります。
関数が1問出ることもあります。
いずれにしても、上記の出題傾向は1つの目安と思って頂ければいいでしょう。
因みに「ルートの計算」、「三平方の定理」はほとんど出たことがありません。
時間のない方、苦手意識の強い方は、優先順位を最後にしてみてもいいでしょう。
単に漠然と「中学校の数学」と思って勉強するよりは、上で述べた出題傾向を意識して対策を取るようにすれば、勉強の効率もアップするはずです。
知は力なり。
闇雲に勉強するのではなく、「敵」を理解した上で対策を練っていけば必ず成果が得られるものです。
本番に備えて1つずつ課題を克服していきましょう!
目指せ! 自衛官