今回が最初で最後のチャンスでした。
学生時代から勉強は嫌いで苦手でした。更に卒業して年月も経っているとあって、自信もゼロ!
そんな私が合格できたのは・・・
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ご存知の方も多いと思いますが、当YSTは自衛官採用試験の他にも高校受験・大学受験も指導しております。
高校受験生・大学受験生の目は、入試直前ということもあり真剣そのものです。
この時期、毎年指導していて思うのは、
これまでの受験勉強において、ぶれずにコツコツ勉強してきた生徒が着実に力をつけてきている
ということです。
言い換えれば、その日の気分で勉強をしたりしなかったり、ムラのある生徒は満足のいく学力がなかなか定着しない、ということになります。
これは自衛官採用試験でもまったく同じです。
先輩たちの書いた体験談を読んでいると、「絶対に自衛官になるんだ」という強い意志を持って勉強している人が、やはり最終的には合格を勝ち取っています。
特に、10倍もの難関を突破する一般曹候補生・女性志願者の場合には、このことが例外なくあてはまります。
心してこきたいことです。
さて・・・
一般曹候補生は、高卒(予定者)を対象とした資格試験になります。
受験生の内訳を見ると数的に一番多いのは高3生なのですが、それ以外にも浪人生、社会人、大学生などが、毎年、難関に挑んでいます。
今回は社会人の方で転職を考えているケースについてお話します。
志願者が勉強を始める時期あるいは意識し始める時期は、6月末が圧倒的に多いです。
これは高校総体を終えた高3生が、今度は試験に向けてスタートを切り始めるということを意味します。
でも、毎年志願者の動向を見ていると、転職を考えている社会人の場合には、採用試験を意識し始める時期がもっと早い傾向にあるようです。
具体的には、年末年始に何らかの行動を取り始める人が一番多いです。
関東地方在住のYさんの体験談を紹介しましょう。
Yさんが採用試験に向けてスタートを切り始めたのは、1年が間もなく終わろうとしている12月下旬のことでした。
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(以下体験談です)
今回が最初で最後のチャンスでした。
学生時代から勉強は嫌いで苦手でした。更に卒業して年月も経っているとあって、自信もゼロ!
そんな私が合格できたのは、YSTさんの問題集と『めざ自』のおかげだったと思います。
勉強は継続することが大切という事は分かっているけれど、なかなかそれができない。
YSTさんの問題集は、そんな気持ちをふっと飛ばしてくれる様な内容だったと思います(コツコツとくり返し行うことを集中してできたと思います)。
倍率や自分の実力の心配は誰もが不安に思うと思いますが、「絶対に自衛官になる!」という強い気持ちがあれば誰にでもチャンスはあります!
自分を信じること。何よりもこれが一番大切。
また、何よりも『めざ自』に記載されていた、中鉢様のアドバイスや受験者への励ましの言葉などがとても力になりました。
「これをやればOK!」というよりも「これを努力して継続すればOK!」と気づかされたものだったと思います。
(体験段はここまで)
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体験談にもあるように、Yさんは年齢的に最初で最後の受験でした。
彼女はそれまで務めていた仕事を辞め、勉強1本に絞って試験に臨んだそうです。
転職を考えている人の場合、試験に合格する保証はありませんので、現在の仕事を続けながら勉強する選択肢もあります。
この辺は、十分に考えた上で結論を出すべきでしょう。
Yさんとは別に、中学校の先生をやりながら自衛官への転職を志し、一般曹候補生(空)に最終合格を勝ち取った方(女性;宮城県)もいました。
読者の中には、学校の先生だから学科は大丈夫でしょ、と思っているかもしれませんが、ここだけの話、彼女は体育の先生でしたので、学科には結構手こずっていました。
そして、その秋に見事、栄冠を勝ち取りました!
この2人はいずれも、冒頭の高校受験・大学受験のケースでも書いた通り、
「常に目標を持ち、ぶれずにコツコツ勉強し」た結果、
最終合格を勝ち取っています。
これはYさんの体験談では次のように書かれています。
「これをやればOK!」というよりも「これを努力して継続すればOK!」と気づかされたものだったと思います。
仕事をしながら、採用試験の勉強もする。
やさしいことではありません。
それだけに、効率よく勉強できる・核となる問題集を早めに手元に用意して試験に臨みたいところです。
そして何度も繰り返し勉強する。
当たり前のことですが、これを継続できるかどうか鍵となります。
それでは採用試験目指して、頑張っていきましょう!