昨日、某所で自衛官採用試験の・説明会を行いました。
受講生約60名の内、9割以上が高3生でした。
いよいよ高3志願者の「暑い夏」がやってきました!
一般曹候補生の1次試験まであと2ヶ月。
彼らの何人かに聞いてみましたが、まだ本格的な対策は行っていないとのことでした。
というか、「何をどうやればいいのかが分からない」というのが実情でした。
高3生の多くが受験する大学入試や市役所などの公務員試験などは、受験業界は勿論、高校の先生方も、実に豊富にデータや資料を持ち合わせています。
これが、自衛官採用試験になると話は別になります。
例えば、一般曹候補生の試験範囲ですが、数学は「数学Ⅰ」になっています。
でも、数学Ⅰに含まれる「集合と命題」や「データの分析」からは出題されません。
この辺のことは、募集要項に誰が読んでも分かるように明記されている訳ではなく、遠回しに記載されているだけですので、注意が必要です。
いずれにしても、「何をどうやればいいのかが分からない」というのが彼らの共通の悩みのようでした。
さて、昨日は彼らにいろんなことを伝授しましたが、その中でも特に次の2点は強調しておきました。
①短期決戦であること(1次試験まであと2ヶ月!)
②多くの志願者は、ようやく何らかの対策を模索し始めたばかりであること
言うならば、皆さん「団子状態」でのスタートになります。
そのため、何よりも効率よく勉強することが求められます。
団子状態から抜け出すためには・・・
「これをやればいい」というテキストを1冊用意して、あとはそれを繰り返し勉強していけばいい訳です。
本番まであと2ヶ月、本気モードに切り替えて、頑張っていきましょう!