6月7日(金)は一般曹候補生・5月試験の1次発表。
先ほど、ある女性の方(Mさん)から結果報告のお電話がありました。
無事、1次を突破していました、ということです。
おめでとうございます!
Mさんは専門学校生。忙しい合間を縫って、4月から当YSTに通い始めました。
とはいえ、試験はもう目と鼻の先。
実質50日ぐらいしか勉強できません。
特に「数学が苦手で」ということでした。
確かに初めのうちは、2次関数の扱い(というか式の扱い)自体怪しいところもあったのですが、授業を進めていくうちに、Mさんはみるみる基本事項を吸収していきました。
高1の数学というと、苦手意識がある人が多いと思うのですが、実は一般曹候補生の数学は、基本さえしっかり押さえていれば、怖くはありません。
例えば2次関数では、まずは「3つの基本形」を覚えることが大切です。
具体的には以下の3つの型を実際の問題を通じて覚えることになります。
①y=ax2+bx+c
②y=a(x-p)2+q
②y=a(x-α)(x-β)
次に、基本的な「平方完成」の式変形を身につけること。
そして、それらを駆使してグラフがかけるようにすること。
この3つのステップがちゃんとできれば、怖いものはありません。
一般曹候補生の問題であれば、十分に対応できることになります。
数学や英語を久しぶりに勉強し直す人もいることでしょう。
あるいは高3なんだけど、これまで部活ばっかりやっていて、勉強はほとんどしていなかったという人もいることと思います。
このような場合、一般曹候補生の1次突破は夢のまた夢だと思ってしまうかもしれません。
冒頭のMさんも同じでした。
でも、やるべきテキストがあって、それをやりさえすればいいとすれば・・・
9月の試験を受ける人は、短期決戦になります。
効率のいい勉強法を選択し、ご自分の夢の実現に向けて頑張っていきたいですね!