自衛官を目指している高3生は、9月の学科試験に向けて順調にスタートを切っていることでしょう。
本番まで、3ヶ月を切りました。
少なくとも本コラムをお読みの方・ご子息の方には、まだ何もやっていないという人はいないでしょう。
ことは他人事ではなく、ご自身の将来のこと。
(学校が忙しい、部活が忙しいというのは、現実逃避ですヨ)
具体的には、数学Ⅰと英語Ⅰ(文法中心)を勉強することになります。
数学は教科書の例題程度の問題からの出題となります。
教科書の順番に従って進もうとすると、「数と式」というところから始めることになります。
展開・因数分解やルートの計算などですね。
勿論、これらをこなしていくことは大切なのですが、数学は「2次関数」から始めることをオススメします。
2次関数の内容は、大きく2つに分けることができます。
1つ目は、グラフを描くための式変形とグラフを描くこと。
そして2つ目が2次不等式。
何となく2次関数を勉強していくよりは、上記のことを踏まえながら、基本事項を身に着けていった方が、効率良く勉強することができます。
続いて三角比。
三角比も大きく2つに分けることができます。
1つ目は、三角比の定義と、式の扱い。
そして2つ目が、正弦定理・余弦定理・面積の公式を用いた図形の問題。
もう一度繰り返しますが、これらのことを「教科書の例題」などを駆使して再確認していければ、十分に1次突破が望めるでしょう!
昨年から一般曹候補生は、5月の試験も実施されております。
でも高3生は、9月の1回しか受けることができません。
そのため、(半分まではいきませんが)定員の6割程度が高3生の枠となることが想定されます。
うかうかしていると、1次突破も危うくなりますので、85日後の学科試験に向けて、本気モードで臨むようにしましょう!