高校総体の時期となりました。3年間の努力が実を結ぶ時です。
当日は最高のパフォーマンスができるよう、万全の体調で大会に臨んで下さいね。
さて、高3志願者の多くが、この大会を機に部活動を引退し、9月の採用試験に向けて切り替えて行くことになります。
9月の試験まで4ヶ月。
でも、多くの高校では6月と9月に定期考査がありますので、実質的に学科試験対策に費やせる期間は、3ヶ月程度です。「短期決戦」であることを心得ておかないといけません。
「短期決戦」であることを考えると、部活動引退から学科試験対策への切り替えはできるだけスムースに進めたいところです。
とは言っても、高3志願者ご本人の頭の中は、目の前の大会のことでいっぱいです。
そこで、親御さんのサポートが心強い見方となってくれます。
親御さんのやるべきことは、至ってシンプル。情報を集めることです。
やることは2つ。
1つ目は、1回分でいいので過去問を入手することです。
幸い、防衛省のHPで1回分が公開されていますので、こちらをチェックしておけばいいでしょう(解答・解説はありませんが)。
https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/examination/kakomon/index.html
そして2つ目が、学科試験対策の教材を事前に何点か調べておくことです。
短期決戦になりますので、時間のロスは避けたいところです。
1日2日のロスは許容範囲だと思いますが、1週間・2週間のロスは絶対に避けたいところ。
そのためにも、事前に何点かピックアップしておいて、最終的に本人が選択できるよう、準備をしておきたいところです。
話を過去問に戻しましょう。
過去問で確認して頂きたいのは、本人が実際に解いてみて、「ああ、これなら自分1人でも十分にこなせるな」とか「ちょっと、基本的なことからやらないとダメかも」とかいった手応えを感じ取ることです(勿論、実際に解くのは、高校総体が終わってからで大丈夫です)。
一般曹候補生の場合、数学の試験範囲は「数学1」、英語は「高1程度の英語」です。
数学は教科書の例題が一通り解けるようになれば、本番でも十分に対応できます。
英語は、中学の英文法から7~8割程度・高1の英文法が3~2割程度の出題となっています。
あとは、1回分の過去問を解いた際の手応えをもとに、やるべき教材をどれにすべきか判断していければいいでしょう。
幸い、部活動に一生懸命打ち込んできたお子さんには、集中力があります。
やるべきものが手元にあれば、スムースに学科試験対策に切り替えていくことができるでしょう。
余談ですが、ゴールデンウィーク明けから、高3志願者からの問い合わせ・申込が一気に増えてきました。既に短期決戦は始まっているようです。
さあ、今年はあなたの番です。
9月の採用試験に向け、そして夢の実現に向けて頑張っていきましょう!
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