今年から5月にも一般曹候補生の試験が実施されることになりました。
8月4日に最終合格者が発表されました。
当YSTでも見事、陸上に最終合格を果たした若者がいました。
おめでとうございます。
以前、このコラムでもお伝えしましたが、数年前にも5月の試験が実施されていた時期があります。
当時は、5月の試験ではほとんど採用者を取ることはなかったのですが、今年は、陸上に関しては劇的に事情が違うようです。
かなりの数の合格者を出しています。
高3生が就職協定のからみで9月の1回しか受けられないことを考えると、この合格者数は高3生に対して不利な状況と言えます。
勿論、5月に採用試験を実施した背景には、志願者が様々な理由で減っているという現実があるのですが、それを考慮しても5月の試験での採用者数が多いように思われます。
となると、そのしわ寄せがくるのが高3の志願者ということになります。
(厳密には9月の試験を受ける志願者にしわ寄せがきます)
どういうことか?
例えば、昨年の受験事例があてはまらないことが起こりうることになります。
具体的には倍率がどのくらいで、地元の県から何人ぐらい合格していた、というデータがあてはまらないケースがでてきます。
昨年は各地方協力本部からすると「募集難」の年でした。
でも、今年は5月にそれを見越してそこそこの人員を確保していますので、9月の試験は「いい人材を確保できる試験」となるでしょう。
9月の試験を受ける人は、例年に比べれば倍率が高いことが予想され、従って合格者の最低点も高くなることが十分に想定されますので、気合いを入れて学科試験対策を行うようにしましょう!
明日〆切:自衛官模擬テスト
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