【一般曹候補生・プレテスト:明日〆切】
今日、航空自衛隊・松島基地の航空祭に行ってきました。
7年ぶりの開催。
東日本大震災のためしばらくの中断がありましたが、隊員さんはじめ、地元や関係者の皆様のご尽力のおかげで、本当にかなりの来場者が訪れました。
ファンの1人として、これからも「新たな復興のシンボル」として開催されることを願っております。
さて・・・
一般曹候補生で入隊しようか、自衛官候補生にしようか悩んでいる人もいると思います。
中でも、学科試験のレベルや倍率などの理由で自衛官候補生にしよう、と決めている人もいることでしょう。
ある若手の隊員さんとお話しする機会がありました。
「自衛官候補生」で入隊したのですが、定年まで自衛官として勤めるためには、昇任試験にパスなければいけない、ということでした。
でもこの昇任試験、合格率は1割を切っているんです。
この数字は、せっかく念願の自衛隊に入隊しても、10人中9人が自衛官を辞めなければいけないということを意味します。
初めから、1任期・2任期を勤め上げ、あとは民間に就職するという青写真を描いて自衛隊に入隊するのであれば、自衛官候補生はとても素晴らしい制度と言えます。
実際、そのような人生設計のもと、入隊する若者もいらっしゃいます。
これはこれでとてもいいことです。
でも多くの場合、あこがれを抱いて自衛官になる訳ですので、20代に志半ばで自衛隊を去って行くというのは、やはりやりきれない思いがあることでしょう。
これから自衛隊の試験を受ける人の解決策は、ズ・バ・リ、一般曹候補生で入隊すること。
このようなことを書くと、私は現職の自衛官(元自衛官)だが、自衛官候補生で入隊した方が、かえっていい、などというコメントをする人もいることでしょう。
でも、私は確率的なことを述べています。
任期制で入隊すると、9割の人は自衛隊を辞めなければいけないという数年後の現実が待ち構えている訳です。
松島基地のある幹部の方とお話しをする機会がありました。
「若手の隊員さんが、本当は自衛官という職業を定年まで全うしたいにも関わらず、志半ばで職場を去って行くのを見るのは残念でならない」とおっしゃっていました。
幸いなことに、今年も民間の就職状況が良好なため、自衛官を含む公務員志望者は少なくなることが予想されます。
本当に自衛官になりたい、と思っている人からすれば、今年は倍率が必ずしも高くはなく、「例年に比べれば入りやすい年」であると言えます。
高3生を中心とした志願者の多くは、実質的には8月に入ってから学科試験の対策を始める人ばかりです。
本番まであと20日ほど。
短期決戦になりますので、気持ちを強く持ち続け、やるべきことをやり遂げた人こそが栄冠を勝ち取ることができます。
自分の夢を叶えるのは、他でもないあなた自身の行動です。
ようやく手の届くところまで見えてきた夢です。
是非、あなたの力でその夢を実現しましょう!
☆明日〆切:自衛官模擬テスト☆
http://mezaji.com/testdetail/