今日は5月に行われた一般曹候補生の1次試験・合格発表日。
先ほど当YST塾生から一報がありました。
見事、合格でした!
3月から早めにコツコツ対策を立ててきたことが功を奏したのでしょう。
さて、見事1次試験に合格した方、まずはおめでとうございます。
一つの節目ではありますが、これはあくまでも通過点です。
来たるべき2次試験に向けて対策を立てていきましょう。
そして、残念ながら合格できなかった方。
9月の試験が「本番」と思って、今日から再スタートを切っていきましょう。
長年、自衛官採用試験に携わってきて言えることがあります。
それは、採用試験の倍率が、民間の就職状況に大きく影響を受けるということです。
民間への就職が悪い時は、自衛官を含んだ公務員を受ける学生(高校生・大学生)が多く、自衛官採用試験の倍率が高くなる。
逆に、民間の就職状況が良い時は、自衛官を「本気で」受ける人は少なくなる傾向にあります。
今年はどうかというと、民間の就職状況がとてもよく、従って、自衛官を第1志望としている人には有利な年と言えます。
そうなんです。今年は自衛官採用試験の就職状況も例年に比べると「快晴」なんです。
さて・・・
多くの志願者が最初にぶち当たる壁があります。
それは、「何をどう勉強すればいいのか分からない」という壁です。
そのような方が初めにやるべきことは
「1年分でいいので過去問を解いてみる」
5月の試験に向けてしっかりと対策を練ってきた人は別ですが、何となく5月の試験を受けた人の場合、過去問すらキチンと見ていない・解いていないという人もいることでしょう。
今年に限って言えば、5月の試験はが急遽決まった訳ですから、これはある意味仕方のないことです。
なので、「9月の試験が『本番』と思って」、今日から気持ちを切り替えて対策を立てていけばいいわけです。
まずは「1年分でいいので過去問を解いてみる」
そうすると、自分に何が足りないのかが分かります。
「数学は本当に基本からやらなければいけないな」、とか、「英語は何とかなるかな」といった感覚がつかめることになります。
高3生は、高校総体も終わり、そろそろ本格的に勉強を始める時期になりました。
ということで、社会人の方で転職を考えている人や、自衛官採用試験を受けるために4年ぶり・5年ぶりに数学や英語を勉強する人は、「本気モード」全開で高3生の学力に追いついていきましょう!